ちょっとぜいたくを
安売りにつられて、いつものではないスーパーマーケットへ。めずらしくそこでちょっとぜいたくな食品を買ってきて食べたのだった。いつもはかなり倹約しているのだが、たまにはこんなこともあるということで。そして実はこれもあの震災と無関係ではない。生産や輸送にいろいろと問題が発生していて、さらに悪化の可能性もあり、今日あたりまえのように買えているものが明日そうできるとは限らない…と思えて。
ついでに、明日に自分がまだ生きているかどうかすらわからない。病気や事故という可能性もあるわけだが、やっぱり今は地震とかの災害をついつい想像してしまう。どうあれ、あっさりと人生が終了する可能性を今までより強く感じる。もともとけっこうそれを想像していたつもりだが、さらに身近になったという感覚か。そして、どうせ死ぬならその前においしいものを満腹になるまで食べたい…みたいな欲求もあって。
生きていたいという気持ちはあまりなくても、食べている瞬間の幸福感くらいはあるものらしい。まあ悪いことじゃないな。
