図書館恋しや
久々に新しい文庫本を買ったのだった。日常生活では節約を重視しているし、気に入る作品にはなかなか出会えないものだし、好きになったのにあっさり終了したり停止したりということもあるし、どうもかなり疎遠になってしまっていて。なんだか本当に久しぶりだ。ページをめくることに喜びを感じるというか、心が豊かになると思えるような、この感覚。考えてみれば、子供の頃から読書というのが大好きだった。
そういえば小学生の頃、自由時間にはよく図書室に通ったりもしていたし、図書委員なんてのもやったことがあるな。ある意味でかなり典型的なパターンだったのだな…と思わず笑ってしまった。ここで図書室の光景をまだうっすらと記憶していることにびっくりし、ついでにそこのにおいまで思い出してしまってさらにびっくりした。すごい昔なのに、なんだかすごいな。クラスメートとかのことはほぼ完全に忘れてるのに。
なんだか急に図書館が恋しくなってしまった。でも近くにないんだよなあ。