睡眠障害かっ?
"MacBook Pro"さんにおいては、
- システム終了(shutdown)を行うことはまずない
- 再起動(reboot)を行うのが一週間に一度ほど
- 一日の利用を終了した際にはスリープ(sleep)させる
こんな運用をしているわけであった。
そして昨日いつものように眠らせて、本日になって目覚めさせてみたならば、まさかのpanicでkernel様お亡くなり。いや、「まさかの」というほどでもなく、RAMを交換した直後だし即座に「なるほど」と納得してしまいそうな状況かも。きちんとRAMの全面的なチェックはしたものの、それだけで問題がいっさい発生しないと思えるほどおめでたくもないし、ちょっと予想していたことでもある。的中してほしくなかったが。
新しいRAMを利用してとりあえずまだ一日しか経過していないが、ともかく通常の利用については特に問題なくできていた。だから、sleepそのものに関係がある方面で問題があるのか、けっこうシビアなタイミングみたいなものに影響されている現象であるのか、そんなところであるように感じる。製品そのものに問題がある可能性もこの段階では高いとも思えず、ならばRAMの販売店にご相談してどうなるものでもなかろうし。
そんなわけで、ちまちまと細工というかそんなことをしてみた。たとえば
- システムが異常終了したので、まずはセーフブート(Safe Boot)を行う。これをやると起動ディスクのチェック(というかfsckの実行)以外にもゴミ(というかcacheとか)の掃除などについてもいろいろやってくれる…はずなので、ハードウェア環境が変更された後には有効かもしれないし。さらにすべてのデバイスで内容を検証。ジャーナル(journal)があるから論理矛盾なんてそうそう発生しないだろうけど。
- "/var/vm/sleepimage"をスーパーユーザー(root)権限で削除(unlink)してみる。消滅していてもシステムが勝手に(たぶん起動時に)生成してくれるファイルだし、2GBから8GBにRAM容量が変更されても自動的にサイズが追従してくれていたが(なぜならsleep時にRAMの中身を保存しておくためのものだから)、なんかちょっとそのあたりがあやしかったのかもしれないし。自分はしつこい性格なのでrebootごとに3度は消したが、もちろんそれに意味はないと思う。そもそもbootのたびに問答無用で再生成している可能性だってあるわけで。
- NVRAMをリセットする*1。いや、これはやらなくていいことであるはずなんだが、昔からのMacintoshユーザーとしてはRAMを交換した直後にやっておくべきことだったような気もするのだ。まあ、やって損をするようなこともないだろうし。たぶん。
- USBで接続されているすべての機器についてシステムから再度の認識をさせる。これは根拠があってやったわけじゃなく、なんとなく。自分は根本的な部分でこの規格を信用していないのかもしれない。なんというか、その、うまく表現できないんだが、「あやしい」っていうか。考えているのではなく感じているんだと思う。たぶん。
あたりだが、その他にもちまちまと。その後に、眠らせて目覚めさせることを数回やってみたが、問題は発生せず。まあ、何時間か眠らせてから目覚めた時にだけ問題が発生する可能性とかもあるから、これで大丈夫だと判断するのは早計だろうが。
考えてみれば、トラブルが発生したこのスリープって、RAMを交換してから一回目のものだったんだな。これで完全に健康になってくれるといいんだが、これでもだめならどうしてくれようか。とりあえず考えていることはいろいろあるが、
- SMC(System Management Controller)をリセットする*2ってのは必要ないよなあ? さすがに無関係な気がするし。
- 寒い季節であるし、ボディが冷却された状態からの復活には失敗しやすいなんてことがもしかしてあるのかも…。いや、ないよなあ。さすがに室内は零下の気温にはなっていないし。
あまり解決には役立たない気が。
まあ、とりあえず、長寿と健康と幸運を祈っておくことにしようか。