e-mail表示に関する最適化
そんなわけで、それまであまり多用はしていなかったWebメールなんてものを日常的に利用するようになって、ふと気づいた。読みにくい。現在のところ、ありがたく利用させていただいているサービスは"Gmail"さんで*1あったりするのだが、こいつはいわゆる等幅フォントで表示するということをしない流儀であるらしい。そのため、文面によってはひどく相性がよろしくないのだ。さすがにこれはちょっといやだ。
この問題を解決するためにどうするべきかと考えてみたわけだが。わりと単純かつ楽をする方法でなんとなくなんとかしてみることにした。自分がそのサービスを利用するWWWブラウザはFirefoxさんなのだが*2、Mozilla系統の*3ものであればCSSの*4方面でちょっと設定してやるだけでよかったはず。というわけで、"userContent.css"に以下のような
/* for Gmail */ @-moz-document domain(mail.google.com) { div,span,textarea { font-family: monospace !important; } }
/* for Gmail */ @-moz-document url-prefix(https://mail.google.com/) { div,span,textarea { font-family: monospace !important; } }
*5内容を追加してみたり。自分の環境では「常に https を使用する」設定にしてあるので*6後者を採用してみた。
これは「等幅フォントを用いなさい」と強制するような内容であるわけだが、これだとわりと広い範囲をその対象として指定してあるので、そんなにその必要がないと思われる部分まで支配される。もっときちんと部位を限定してやることももちろんできるのだが、そのあたりをこまかく指定するとサービスの(内部的)仕様変更に影響されやすくなる欠点もあるから。いちいちそれに追従するのも面倒だし、これでいいやとか思ったり。
本当は本家のほうできちんと対策してくれれば一番いいんだけどなあ。しかし、サービスが開始されてからもうかなりの期間が経過しているのに解決されていないわけだし、アルファベットでのメール文化となればそんな必要もないのかもしれないし、残念ながらあまり望みはなさそうな気がするのであった。まあ、こんなふうにわりと楽にそれなりの改善ができるということなのだから、これで満足しておこうと思う。
*2:参考 Mac、PC、Linux 向け新高速ブラウザー | Firefox
*3:参考 The new, fast browser for Mac, PC and Linux | Firefox
*4:参考 Cascading Style Sheets - Wikipedia
*5:参考 https://developer.mozilla.org/index.php?title=Ja/CSS/%40-moz-document CSS の Mozilla 拡張 - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
*6:不測の事態でhttpsが使用されない環境になると、見た目でそれを気づけるかもしれない。そんなことをひそかに期待していたり。