つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

Apple・2009年秋

参考
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20090819/1250718815

 AppleさんのところのMacintoshなハードウェアがいろいろと新しくなったというわけで。とりあえず近いうちに自分がなにかを購入するような予定はまったくないのだけれど、たぶんこれからも愛機のうちの一つではあるだろうMacな製品のことであるのだから、これは注目しなければなるまい。未来の製品の予想にもけっこう役立つと思うし。それはともかく、今回も世間の噂がわりと正確だったようだ。初代iMacなマシンの頃にあった「本当のサプライズ」みたいなのは、もう無理があるのかもね。

Mac mini *1

 もともとそういうニーズもけっこうあるのだろうとは予想していたが

OSにSnow Leopard Serverを採用したスペシャルバージョン
(略)
2基の500GバイトHDD

CPUやメモリ容量を強化した小型デスクトップPC――「Mac mini」 - ITmedia PC USER

省スペースサーバーとして働かせる前提のモデルも出現したということで。なるほどね。
 そうなると、HDDの交換が楽にできるとますます嬉しいような気がするのだが、このボディって例によってユーザーが中をさわるのを妨げるタイプだったか? ならばボディをちょっと大きくしてでも専用のドアをつけるなりして、たとえば底面からでも簡単にHDDを脱着・交換できるしくみとかにすればいいのに。…ちょっとした思いつきではあるが、これはなかなかナイスなアイデアである気がする。どうですか、アップルさん。

Magic Mouse *2

 こりゃまた、斬新で革新的な

ボディ表面全体をマルチタッチエリアで覆った製品

アップル、世界初をうたうマルチタッチ対応マウス「Magic Mouse」 - ITmedia PC USER

マウスだな…。ただ、こういうマウスとかのデバイスってものは、「その新しさが受け入れられない」みたいなこともけっこうありそうな気が。新しい製品でも失敗作と判定されたものがけっこうあったり、古い製品でも熱狂的なファンがついていて生産が終了した後も中古市場で大人気であったり、そんな現実もあるように思えるし。まあ、それこそこういうものはさわってみないことにはわからないわけだが。
 しかしこれ、新しいiMacでは標準装備なのか。なかなか思い切ったことをするなあ。よっぽどの自信作なのだろうか。しかし過去の事例でも、自信たっぷりに発表された製品があっさりと利用者にそっぽを(以下略

iMac *3

 筐体などの外見での変化はそれほどとも思えないが内面ではけっこう激しく変化したようだし、コストパフォーマンスについてはさらにとても魅力的になったように思える。総合的に考えて、かなりいいマシンではないだろうか。
 自分が特に注目するのは

より明るくコントラストも高い、アスペクト比16:9の21.5型(1920×1080ドット)/27型(2560×1440ドット)液晶ディスプレイを搭載し

画面が広く、大きく、鮮やかに――クアッドコアCPU搭載iMacも登場 - ITmedia PC USER

LCDの品質が向上したという点なのだが、どの程度なのだろうかね。少なくとも高級機種ではないから過大な期待はできないのだろうが。
 一方で、気になること。基本的に以前のボディを継承しているからには、例によってユーザーがHDD(なんならSSDでもいいだろうが)の交換を簡単に行うことはできないように思われるわけであり。ちょっと古いモデルのものだと

ユーザーがアクセスを許されているのは、液晶モニター底面にあるメモリースロットのみ

ASCII.jp:オドロキの分解方法!! 新iMacのメモリーとハードディスクを交換する (1/3)

少なくとも楽ではなかったようだが、今回もやはりこんな感じなのだろうか。ハードディスクは真っ先に故障する可能性が高いし消耗品であるのだから、やはり親切な設計というものを求めたいものだな。基本的に外見も嫌いじゃないんだけど、その意味ではとっととボディから改変してほしいとか思ったりして。次にデスクトップのマシンを購入する場合にはiMacのラインナップから選ぶ可能性がけっこう高いのだけれど、この問題が解決されていなければ、それだけでちょっと買う気が減退すると思う。

MacBook *4

 今回のモデルチェンジでますますその傾向が強まった気がするわけだが、一番コストパフォーマンスがよく思えるシリーズはこれかもしれない。性能や機能ではPro(13インチ)に肉薄していると思えるが、筐体からして変化させてきたということでもあり、つまりこのラインが消滅する予定は近いうちにはないということなのだろう。
 外見上は素材からし

軽量化したポリカーボネートのユニボディ

ユニボディ採用の新型「MacBook」登場、9万8800円から - ITmedia PC USER

アルミニウムのProとは違っているわけだが、ボディの強さはある意味でこちらのほうが上なのかもしれない。(教育分野での利用も想定されていて)子供がそれなりに乱暴に扱っても大丈夫な設計…ということだった気がするし。ただ、素材を考えるとボディそのものからの放熱はあまりできないだろうと思えるし、ファンの稼働が激しくなったりするのかどうか。
 それにしても、FireWire(IEEE 1394)のポートはまた消滅している。せめて、Macなハードウェアであれば全部にくっついているという安心できる状況になってほしいものなのだが。いや、たしかにコスト面でちょっと不利になるとかいろいろあるんだろうけど、もうちょっと優遇してあげてもいいじゃないかとか思う。

MacBook Air *5

 最初に登場した時にはかなり「高嶺の花」的な雰囲気を感じたものだが

HDDモデルが14万8800円、SSDモデルが17万8800円から購入できる

MacBook Airが値下がりし、14万円台から購入可能に - ITmedia PC USER

今やそんなこともなくなってしまったかもしれない。
 とはいえ今のところ自分にはほとんどニーズがないラインではある。モバイルなマシンはそこそこほしいのだが、もしも入手するならばいわゆるネットブックの方面ということになると思う。持ち歩くならできるだけ安物のほうがいい。なくしたりこわしたりした時のショックが小さくてすむし、そう理解していればこそ臆病かつ貧乏な自分であっても多用できると思うから。もっとも、安くてもその値段分以上に耐久性や頑丈さが失われていたら無意味だが。

MacBook Pro *6

 たぶん新型になるのは来年になってからだろうという噂だったし自分もそう思っていたが、お値段はお安くなったということで、約2ヶ月前にオーナーになった自分にとってはちょっとくやしい。…まあ、先代の愛機たるiBookさんが急逝なされたことによって急いで買わなければならないことになっていたのだから、のんびり待つことなんてとても無理だったわけだが。とはいえ、これまでの期間で値段差以上の分は酷使し楽しんでいるはずだし、いいことにしておこう。
 それにしても、Proではないモデルの今回の進化で、Proの13インチモデルの存在意義はますます弱まったような気がしないでもない。自分も購入時に迷ったように、もともと差が小さい状況だったけれど、今回はさらにその傾向が強くなってしまったわけだし。実はHDD容量でProが負けてしまった現実すらあったりして。

その他いろいろ

 自分にはあまり縁がない製品についても

AirMac ExtremeとTime Capsuleは新モデルが登場し、こちらもAppleStore価格が従来モデルからそれぞれ下がっている

Lynnfield搭載iMacと新デザインMacBook、Magicなマウスで奇襲をかけるアップル - ITmedia PC USER

いろいろと変化したということで。今回の場合、ずいぶん広範囲に改変がされたということだな。