つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

見た目は大人・頭脳は不自由

 いつものではない通院の帰りに、いつものスーパーマーケットでお買い物ということにしたわけだが、そこでおそろしい光景を目撃してしまった。氷水の中から各自トングでサンマをとって買うことができるようになっていたのだが、とある初老のご夫人が、床に落としたサンマを平然と何事もなかったように表情も変えず恥じることなく氷水の中に戻して、そして別のサンマを選んでいたわけで。そのまわりには人がいなかったし自分もちょっと離れていたから、誰も見ていないと思ったのかね。
 なんというか、こんなふうに頭の不自由な人が当然のようにあちこちにいるという現実がすごくいやだと思うわけで、しかし今の世の中はそんなものだとわかっているので気にしたくもないしかなりあきらめてもいる。だとしても、見かけでそういう中身を判別をしにくい奴らがどんどん増加してきているように思えるのは、かなり深刻な状況ではないだろうか。見た目からしてアレな感じであれば対処あるいは回避がわりと楽だし、以前はわりとそういうシンプルなパターンが多かった気がするんだけどな。
 とにかくそんな事情もあり、自分はパックに入っていない食べ物をあまり買おうとは思わない。