つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

果物のある幸せ

 子供の頃は今よりもずっと虚弱な身体であった。そのせいだろうか、食べ物に関しては親にかなり厳しく管理されていた記憶がある。子供の頃から甘いものが大好きだったのだが、お菓子などはあまり食べさせてもらえなかった。ここでいきなり余談になるのだが、テレビを楽しむ時間もかなり制限されていた。そして大人になった今、甘いものやテレビにかなり執着している人になっちゃっているわけだが、これは反動だと思う。どう思われますか、母上。
 それはともかくとして。お菓子などはそれほど買い与えてもらえなかったけれど、果物はけっこう食べることができた。コストを考えるならたぶんお菓子よりよほど高くついただろうと思われるわけで、つまりはいい両親に育てられたということなのだと思う。ああそれなのにそれなのに、結局はこんな駄目な大人に成長しちゃってごめんなさい。とりあえず私は今でも果物が大好きです。
 そう、果物はいい。なにしろ奴らのほとんどは甘いしな。ただしすでに書いたように、基本的にはそれなりにお高いものが多いわけで、そんなに毎日のようにはいただけない。缶詰なりジュースなり果汁入りのなんやかんやなりでいただくこともあるけれど、フルーツそのものというのはなかなかね。昨日は安かったパインを買ってきたりして今も冷蔵庫の中にあるわけだが、もっと裕福ならば毎日でも食べられるのに…などとつい考えてしまう。貧乏っていやねえ。