元気になって戻ってきてね
たしかにあれだけどんどんスマートになってくると、スティーブ・ジョブズさんの身体は本当に大丈夫なのか、とか思ってしまう。公開された情報によれば、診断により原因も特定されていて
ジョブズ氏は2008年を通じて原因不明の体重減少に悩まされてきたが、数週間前に原因を究明することを決意。検査を重ねた結果、ホルモン異常により健康維持に必要なタンパク質が失われ、体重減少を引き起こしていたことが判明したという。
ジョブズCEO、「体重減少はホルモン異常のため」と説明――重病、辞任説を否定 - ITmedia NEWS
まずは過去の癌の関係ではないということでとりあえずは一安心であったけど
米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは1月14日、同社従業員にあてて送った電子メールの内容を公開し、その中で6月末まで治療に専念することを明らかにした。
AppleジョブズCEO、「6月末まで治療に専念」を明らかに - ITmedia Mobile
休養した方がいいという判断になったようだ。どうぞお大事になさって、元気になって戻ってきていただきたい。
さて、件の企業はある特徴が非常に強いことで世界でも代表的な存在であろう。すなわち
- 企業を代表する人物がおり、企業に負けないほどその人物自体が有名である。
- 企業そのものとその人物が密着し、ある意味で同一視までされる傾向がある。
というものだ。そして同時にこの企業は、広い範囲にわりと大きな影響力があり、ここの会社の製品のファンあるいはユーザーであるかどうかとかには関係なく、結果として多くの人にとって無視できない存在となっているのではないかと思う。だからこそ、件の人物が去ったり失われたりする可能性に関して世間が敏感にもなる、と。
永遠に氏がAppleな会社を率いることはもちろん不可能であるけれど、できるだけ長くやっていただけるとちょっとでも楽しい世の中に近付きそうな気がするので、勝手な願いではあるがなんとかがんばっていただきたいものだ。氏の新しいスピーチやキーノートなどがなくなるとさびしいしな。英語ではどんなことを話しているか自分にはあまりわからないのに、なんとなく拝聴しちゃうこともあったりして。
そんなわけで、日本語字幕つきのスピーチの動画を以下にリンクして*1みよう。
すごいよなあ、この人。
*1:タイトルが文字化けしているけど、たぶんこれはいわゆる半角カタカナが使用されているからだろう。