e-mail環境もお引っ越し準備中

　すでに書いているように、自分のWWWサイトはその環境を変更中である。日記をここに移行したのと同様、Webページなりシステムなりを自分で作成するよりも利用できるあちこちのサービスで分散するというコンセプトで、できる部分から進行中だ。それに関連して、今までレンタルしていたサーバーに関しても環境の変更をしようとしている。以前より少なくともまともな業者へ、そしてさほど高級なサービスは必要なくなったので安価なプランへ、と。
　自分はすでにドメイン名を取得しており、公開しているURLやe-mailアドレスでは基本的にそれを活用している。だから、あらかじめ新旧のサーバー環境において必要な部分をきっちり同様にしておき、それから後にDNSの内容を変更することにより、今回のような環境の変更においても外側からはほとんど変化に気付かれないようにもできたりする、はずである。とはいえ、そういうことをやろうとするとそれなりの面倒さはあるけれど。
　移行後のサーバーでは、以前と同様に(主に)WWWサイトとe-mail環境を担当していただく。本当は両者が、せめて仮想マシンレベルであっても分離してくれていた方が好きなんだけどだけどなあ、ことに他人と環境を共有する場合だと。単純に考えれば、他方の影響がないから嬉しいってことね。運用がちょっと複雑になっちゃう部分もあるとか、全体的にコストがお高くなりがち、というような欠点もあるかな。今回は妥協というか回避。
　さて最初に書いたような事情により、少なくとも現時点ではWWWサイトについての作業はすごく楽。しかしe-mail環境ではそうはいかないわけで、ちまちまちまちま作業をしているわけだ。自分は複数のアドレスを利用しているので、それだけ複雑で手間がかかる作業ということになってしまう。テキストファイルで一気に環境を変更できるならまだいいのに、基本的にWWWブラウザでいちいちやっていく必要があったりするのは気に入らない。
　ちなみに、目的別などで複数のアドレスを運用するのはなかなかおすすめである。たとえば迷惑メール業者なんかにアドレスが知られてしまったときなど、そのアドレスだけ切り捨てて変更するという処理が比較的楽になり影響範囲も小さくできる。もっとも今回のような環境の移行なりの作業の時には、なかなか手間がかかったり面倒なことになったりもするわけだが。でもこんなことは頻繁にあることじゃないはずだしね。
　そんなこんなで、とりあえずできる部分までは作業を完了した。あとはDNSの内容を変更してから試験する部分などが残っているな。念のため一つ一つのアドレスにテストのe-mailを送信して、受信と転送が正常かどうかを確認もしなければならない。ほんと、難しくはないけれど細かくて注意が必要な作業である。あと一週間ほどですべてが完了する予想となっているのだが、どうなるものかね。