つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

明るくても暗くても

 眠る時のスタイルというか流儀のようなものについては、個人差が大きいような気がする。ほぼ全裸でなければ眠れない人とか、近くに誰かがいると眠れない人とか、噂によればいろいろなパターンがあると思うのだった。さて、わりとポピュラーな条件としては明るさというものがあると思う。すなわち、真っ暗でなければ眠れないとか、真っ暗であると眠れないとか。自分は子供の頃、間違いなく後者のほうであった。
 暗いと多少の恐怖感はあり、それも理由の一つだったのだろうが、主なものではない。なんというか、空間の中での自分の位置・方向・状況などをうまく把握できないような状況がいやだったのだろう。視覚以外から感じることもある程度はできるけれど、どうもそういうのは下手であって。だから、たとえば不意に目覚めた瞬間に暗闇だと混乱してしまったり。そんなわけで、光がない状態で眠るのは苦手だったのだ。
 しかし今はもう、かなり真っ暗な状況でもわりと平気になってしまっている。いつからこうなったのかよく思い出せないし、なにかきっかけのようなものがあったのかどうかもわからないが。…ただ鈍感になっただけ…なのかなあ?