つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

復活の時代

 なんとなく思いついたことをWWWでちょっと検索してみる…などということは、まあ暇つぶしというかそんな部類の作業ではあるが、やってみるとこれがけっこう興味深かったりもする。さて、好きで以前にけっこう遊んだコンピューター用のゲームについてそれをやってみたわけなのだが、今でもかなりのファンがいるらしいことにちょっと嬉しくなったりもしたし、中古市場で定価以上の値段がくっついていたりすることを知ってびっくりもしたわけだった。
 けっこう古いソフトウェアともなれば、現在でも販売されていたりするということはまずない。ただ、件のゲームについては様々な事情により、人気がまだあった状態でお早めに市場から撤退したような状況があるわけで*1、その意味でさらに希少価値があるということらしい。なにか購入すると基本的にすべてのものを(購入時のレシートまでも)保管している自分としては*2、そのゲームやその他を売るとけっこうな収入になるのかもしれない…などと思ったりもして。売るつもりもないけど。
 さて、これは古いソフトウェアでありがちであるように、古い環境で(のみ)動作するようなものだ。ハードウェアについても基本的に捨てない自分としては、まだきちんと実行することができる環境もあるわけだが、できることならメインで利用しているマシンで遊んだりしたいとか思ったりもするわけであり、エミュレーターとかそういうのを導入してなんとかしてみようかとか考えてしまうわけだった。たぶん不可能ではないので、これは近いうちに本当にやりそうな気がする。
 さてここで考えたのは、古くても人気があったりするものはそう少なくなさそうだということだ。今は仮想マシン環境などもわりと一般的に運用されているように思えるし、その上で古いバージョンのOSを動作させたり、さらにその上で古いゲームを実行させたり、そういうことにもなかなかのニーズがあるようだ。ならば、古いものがここらへんでもっと華麗に復活してもいいのではないかと思う。メーカーさんとかもこの状況にはもっと注目して、廉価版の販売などを検討してみてもいいのではないか。
 その関係で、古めのOSなんかも廉価で販売してくれることを(できれば無料で公開してくれることを)強く望みたいところだ。たとえば、iCEOが自ら棺桶につっこんだClassicであるMacOSなやつとか、あるいはNTカーネルじゃないくらい古めのWindowsなやつとか、製品としての寿命がわりと終了しているようなパターンのものね。仮想環境方面限定のライセンスなどでもかまわないと思うが、求める人が清く正しくお手軽に入手できる手段はなんとか提供してほしい。ぜひやってくれないかな。

*1:公式なWWWサイトも、かなり以前になくなってしまっている。

*2:ついでに、WWWサイトで配布されていた不具合修正用プログラムなどの各種データについても、かなりきっちりと保存している。こういう自分の性格はもっと評価されていい…ような気もする。