つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

空想しながら寝てください

 ちょっと風邪っぽいような気がするからなのかどうかわからないが、身体の中から燃え上がるように情熱的な欲望が発生していることを突然に感じるわけであった。それはいったいどんなものかというと、「めいっぱい甘いものをたらふく食べたい」ということであって、それはもう血管の中を血液ではなく生クリームが循環していると思えるほどの幸せを感じたいわけだった。いやまあ、現実として基本的に不可能というか、やるとかなりまずいとわかっていて、だから夢想するといったところだろうが。
 どうも自分は、身体が弱まってくると夢の世界に旅立ってしまうようなところがあるように思う。ずっと昔は今よりもっともっと病弱だったわけだが、その頃からこの傾向はあったようだ。ただでさえ小さい子供となれば、現実と空想と夢がごっちゃになってしまうような性質があるように思われるわけで、その時の自分の頭の中はもうものすごい状態だったのではないだろうか。もしも考えたことをいちいち誰かに話すような性格だったなら、親はあわてていつもと別の方面の病院に自分をつれていくことになったかもしれない。