つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

3DSソフトウェアの感想

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http://d.hatena.ne.jp/maoo/20110817/1313602180

 今度はソフトウェアについての感想ということなのだが、ハードウェアやファームウェアと簡単にすっきり分離して考えるのにはちょっと無理があり、せいぜい「本体内蔵のソフトウェアを中心に考える」程度でしかないのだった。
 どうしたってお世話になるHOMEメニューについては、もうちょっとGUIを洗練させられたのではないかと思ってしまう。特に、ソフトウェアの終了でいちいち

  1. HOMEボタンを押す
  2. 「おわる」をタッチ もしくは Xボタンを押す
  3. (ソフトウェアによっては) 「OK」をタッチ もしくは Aボタンを押す

とか

  1. 電源ボタンを押す
  2. HOMEボタンを押す

なんてことをしなければならないのはめんどうで、ほとんど眠ったままのSELECTボタンやSTARTボタンを活用したほうがまだましじゃないかと。個人の好みも影響するだろうから、カスタマイズできる範囲が広がることを期待してみたい。そしてもうちょっと軽快な動作を望みたいところだ。性能が限界でこうなっているなんてことは、まさかないと思うわけであり。
 その他のソフトウェアでも、もっとスピーディに動作してくれてもいいのに…と感じることがたびたびあり。ことにインターフェース面では気になる。ゴージャスに演出するのも悪くはないのだが、それで操作性が悪化したのでは意味がない。ボタンやメニューをふわっとあるいはにゅっと表示したり消去したりするのはいいとしても、そのアニメーションの間は操作を待たされるというのではイライラするだけで。
 音については(失礼ながら)意外なほどいい。ゲームの音楽などではけっこうびっくりした。スピーカーは小さいわりにかなりがんばっている印象だし、音源方面の回路やチップも進化しているということなのかもしれない。迫力ある低音が響く…などというのはさすがに無理だろうが、透明感のあるなかなかきれいな音がひずまずに耳に届くという印象。まあ、比較対象のレベルが低すぎたという可能性もあるが。
 それから、これはますますハードウェアの問題なのかファームウェアの問題なのかソフトウェアの問題なのかよくわからないのだが、電源ボタンの反応があまりよろしくない気がする。たしかにカチッという感触があるまで押したのに反応しない…と感じることがたまにある。メーカーとしては頻繁な電源のON/OFFよりもスリープモードの活用を推奨したいようだが、それとは関係あるまい。あってもらっては困る。
 こんなところか。「本体の更新」機能でファームウェアや内蔵ソフトウェアの変更や追加は可能なのだし、それによりパフォーマンスや操作性の向上もある程度は可能だろう。これからに期待したい。(見捨てないでね…とお祈りしておく。)