つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

好きな人に好かれたい

 自分は人とのつきあいなどというものについて上手ではなく、というよりはっきり下手だと自覚もあるわけだが、その方向性はわりとはっきりしている。つまり、可能な限り最低レベルの接触ですませようとする…ということだ。気に入ったり好きな人ということでもなければ基本はこうで、つまり(自分も含めてだが)人というものがあまり好きではなく、必要もなしに交わりたいとは思っていないということなのだな。
 しかしこれは、下手ではあろうともわりと無害な姿勢であるとも考えるわけで。なぜって、こちらから近づかないことはたいていの人にとってどうでもいいことのはずだし。こういう姿勢あるいはそうする人を気に入らなかったり嫌うような方もおられるだろうが、その相手が近づいてこないのだから結果的に問題はあるまい。利害が一致していると表現してもいいくらいだ。逆の場合のほうがよほど困ることだろう。
 そう、逆はちょっとまずいと思うのだが、なぜか自分はそういう事態に遭遇する場合が多いような。以前からそう感じていたのだが、最近は特に、なんだか苦手に思える人が妙に近づいてくる気がする。ことに、いわゆるネット上で。少し前のことだが、遭遇から15分も経過しないうちに深刻な境遇を語られて相談されてしまった時にはどうしようかと。関係が希薄でいざとなったら一方的に断ち切れるから…なのだろうか?
 どうせなら自分の好きな人に好かれたいものだ。