つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

ずっと一人で

 動物というかペットといっしょに生活したいという強い欲求がある。一般には大人より子供のほうがそういう傾向が強いような気がするが、自分の場合は今までずっとというところだ。今はマンションで生活していて、犬や猫などは禁止されていて無理なのだが、たとえば熱帯魚とか小鳥とかハムスターとか許されているものもある。だから、やろうと思えばできなくはない。あまり金がかかるのは無理とか、そういう条件はあるが。
 だが、たぶんそうすべきではないしそうできないだろうという考えもまた、もうしっかりと定着してしまっているような気がする。失った時のことをまず先に考えてしまう姿勢が固定されているんだな。この点では子供の頃よりずっとずっと慎重で臆病になったと思う。今でも毎日のように愛犬のことを思い出したりするし、どうも自分はそういう記憶や感情をいつまでも捨てられないタイプらしいということがわかってしまったから。
 結果として、ペット以外でも「だから最初から接触しない」という姿勢が強まっているような気もする。あまりいい傾向ではないかもしれないが、やっぱりつらいのはいやだからね。このあたり、自分が弱いってことを実感するなあ。