モジラ系キャッシュの謎
まだちょっとした問題はあるものの、"MacBook Pro"さんのRAM容量は以前の4倍になっており、だからその環境を前提にしたシステムの最適化のようなことをそこそこやったりもするのだった。基本的にはOSにおまかせでなにもしなくていい部分が多いのだが、たとえば仮想マシン環境など、ユーザーが介入していろいろと調節したほうがいい部分もちょっとはあるわけで。まあもうほとんどやることはやったと思うのだが。
一方、積極的にはさわっていないのがWWWブラウザーの方面で。ちょっと前にけっこう話題になっていた「cacheをHDDではなくRAMへ」というアプローチなのだが、完全にはやっていないことになる。もともとどちらについてもキャッシュとして利用するように設定していたし、だからあとはBrowserにおまかせするのが総合的に考えて安全かなあ…と。たとえばポリシーの変化などがあった場合、できれば柔軟に追従してほしいし。
しかし謎なのが、上記のような環境にした場合のMozilla系ブラウザーの*1挙動なのだった。自分の環境においてのことしか知らないのだが、MemoryとDiskのcacheを両方有効にした場合、Firefoxや*2SeaMonkeyでは*3前者がほとんど利用されないようで*4。最大容量に差をつけたりしても同様。ところがCaminoになると*5きっちりやってくれるようで。エンジンには共通部分が多いはずであるのに*6、どうしてなんだろうか。謎だ。
このような理由で、この部分の挙動についてはCaminoが大好き。だが残念なことに、他の仕様も考慮すれば個人的にメイン近くの地位のブラウザーにはしたくないのだった。ううむ。