つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

俺の観る作品がこんなに不快なわけがない

参考
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20101102/1288712044
参考
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20101016/1287231604

 前にも書いた、テレビで放映している「俺の妹がこんなに可愛いわけがない*1な作品の件。結論から書いてみると、もうくじけた。不愉快すぎて。正直、ここまでとは思っていなかった。まだ最終回にはなっていないのだが、身体と精神の調子があまりに健康的でエネルギーがあふれていきそうな勢いともなれば、今後ももしかしたら視聴してみることもあるかもしれない。可能性はかなり低いことだろうが。
 以前もちょっと比較したことだし、「涼宮ハルヒの憂鬱」な作品について*2考える。そっちでは、苦痛を感じるほど嫌悪感がある性格であったり言動があると思えるのは主に主人公のみだった。その他のキャラクターについてそのように感じることがなかったわけでもないが、それほどでもなかったのだ。さらにストーリーなどにおいては気に入る部分も多く、だから作品全体としてはけっこう楽しめる状況だったのだろう。
 ところがところが、この作品の場合はまったく違う。主人公の一人ということになるのだろう「妹」は筆頭でぶっちぎりの別格としても、その他主要キャラクターについてですら、不愉快さを感じないような存在をほとんど発見できない。ついでにその他の部分に関しても特におもしろいとは思えないままだ。もしかしてこれはかなり強烈な「萌えアニメ*3ってやつなのか? そうならば自分のこの猛烈な拒否反応も納得できるのだが。
 なお、理解できないのだが、彼女らのキャラクターとしての人気は平均すればかなり高く、「かわいい」とかそういう意見もあるらしいのだった。たしかに外見はそういう設定なのだろうが、そんなの自分にとってはどうでもいいし、そしてなにしろ内面がひどすぎて好きにはなれない。もしも実際に*4自分の近くをうろうろされ無視しても強制的に接触されようものなら、いずれ必ず殺人事件でも発生しそうに思えるほど、不快。
 ただ、小説に接しているかいないかで意見が違ってくるかもしれない…とも思う。少なくとも「涼宮ハルヒ」については、原作の小説を読むと印象が変化した部分があったし、嫌悪感もやや緩和された。たぶん心理描写とかが文字情報ではっきりと認識できるからなんだろうな。自分はその方面で鈍感であるのは間違いなく、たとえば描かれている表情・仕草そして声などでは理解できない・感じられない部分が多すぎるのかもしれない。
 いや、だからといって、この作品の小説を読もうとは今のところ思えない。わざわざ買う気になるほどの要素がおよそなさそうな予感があるもので。つまり結論として、とことん自分とは相性がよろしくない作品だったのだ…ということで終了しそうである。まあ、たぶんこの作品では愛情とか恋愛とかそっちの方面がメインテーマになるのだろうし、当然といえば当然なのか。そういうのなら自分は楽しみようがないからね。