たっぷりの眠りと夢
そんなわけで、夜もしっかりと眠ることができたのだが、睡眠時間が長かったからだろうか、自分にはめずらしく夢の内容が目覚めてもまだ記憶にあった。それがまた奇妙なストーリーで、いや夢なんてわりとそんなものである気もするのだが、不思議な気分になってしまったりもした。なにしろ、夢の中でさらに眠ることをしようとしていたわけで、これはまたすごく再帰的であるというかメタな雰囲気があるというか、そんな感じ。
その内容を詳細に書いてどうなるものでもないのだが、なんとなくそうしてみる。…自分は眠る場所を見つけようとしているのだ。たくさんの部屋があるのだが多くは満室状態であって、だからどんどん違うドアを開けていく。数えきれないくらい繰り返していき…というところで、記憶がなくなっている。ついに寝床を発見して平和に眠ることができたのかどうかが気にはなるが、まあいいか。現実ではたっぷりと眠れていたわけだし。