つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

エコじゃない人生

 購入したものをずっと大事に利用するというのは美徳ではあると思うのだが、消費電力なんてことから考えるとわりととんでもなかったりする。…なんてことは、もう知っている人がかなり多いことだろう。たとえば、クーラーや冷蔵庫それからテレビやコンピューターなどの機器においては、基本的にそうだろう。だから、ある時点で新しいものにチェンジしたほうがいいのは間違いないだろうが、でもそのタイミングって難しい。
 そんな大衆の心理を利用しているということなのか、売っている側としてもかなりそれを意識しているようで。「エコポイント」なんてものの*1影響も小さくないということだろうが、そうでなくても「省エネ」とか「エコ」なんて宣伝が場合により派手になってきている気がする。しかし、新しいものにすると古いものが捨てられたりするのだし、本当にそれが環境のためになるのかどうかについては慎重に考えたほうがいいような気もするなあ。
 自分はかなり利己的だから、特に重視するのはわりと近い未来までの自分の損得であり、だから考え方もそれなりにシンプルにはなるのだが、それでも考えるのはなかなかめんどうだ。まあ、そんなことまで考えるのも買い物の楽しさではあるとも思うのだが、そう感じることができるのは精神や時間に余裕がある状態であればこそだろうとも考えるわけで。最近の状況だと、後者はともかく前者が慢性的に不足気味であるようだ。
 こんなことをクーラー様に働いていただいている空間でだらだら考えている自分って、なんかエコからはえらく遠いよなあ。