つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

辛くても涼しくない

 「暑い時には辛いものを食べると涼しくなる」という昔の知恵のようなものがある。辛さにより汗をかいてそのあとが涼しくなる…ということらしいのだが、少なくとも自分の場合ではまるっきり逆効果だった。たしかに汗は蒸発する時に気化熱で体温を低くするが、だらだらと汗が液体のまま流れるような状態では気化の効率もよろしくなくただただひたすらうっとうしいだけで、しかもその状態が何時間も続く。涼しくない上に不快だ。
 その他にもいろいろな手法が世に知られているようだが、効果をはっきり感じるようなものは知らない。けっきょくのところ、クーラー様に守護していただく快適な空間で夏が終了するのをじっと待つというのが正しい。きっとそうなのだ。ちなみになんでこんなことを書いているかというと、うっかり辛いものを食べた結果、冷風で冷やされていてもまだつらいことになっているからなのだった。辛いものは夏には厳禁だ。間違いない。