つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

娯楽<時間<?

 たとえば、テレビでちょっとおもしろそうに思えた映画の放映があったとしよう。最初から興味がなかったりすればそもそもこの段階まで至らないわけで、とりあえず自分としては楽しもうとする姿勢になる。だから、最初のほうでなんだかあまり好みでもないし楽しくもないとか感じたとしても、多少は我慢してその後に期待したりもする。最初だけがそれなりによくて残りがぜんぜん駄目と感じる作品もあるが、その逆のパターンもあるしな。
 それで、この「我慢」だが。最近どんどん無理になりつつあるように感じている。それも、監督さんとかがかわいそうと思えるような部分が理由となる場合もあったりして。たとえば、役者の演技や声が気に入らなかったり、そのキャラクターの性格が気に入らなかったり、そんなことで。前者はまあまあしかたがないとしても、後者はちょっとね。たとえば、悪役は不愉快な性格であるのがめずらしくもないと思うが、それがムカムカしていやになったりとか。
 アレルギーと表現してもいいような相性の悪さを感じれば即座に逃げるのも当然かつしかたがないとしても、自分でもちょっと安易すぎてどうなのかと思われる状況になりつつあるような気がして。娯楽がそれしかなければ状況も違うのだろうが、あっさりと「むしろ時間がもったいない」と強く感じてしまう傾向が顕著なんだよなあ。どうなんだろう、これは。たしかに時間は大事だろうと思うけど、平均的な人よりよほど暇があるはずなのになあ。
 もしかしてこれって、「残された時間は少ないぞ」という神様あたりからのメッセージなんだろうか? まあ、それならそれでもいいんだけどね。