つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

未知なるパチンコ

 いわゆるパチンコ・パチスロといえば*1有名な娯楽の一つであって、これにギャンブル的な要素などないと主張する人はちょっとどうかしているとは思うものの*2、まあ一般的な娯楽でもあろう。例によって自分には縁がないけどね。興味までないわけでもないがわざわざやりたいとも思わないし、自分に儲けられるとは思えないわりにそんなに楽しそうとも思えないので。まったく未経験。本人が考えるに、たぶんこの判断は正解なのだと思う。
 さて、縁がないとはいってもまったくということでもなく、テレビでは異様によく遭遇する。自分が楽しむ番組はアニメーションな作品が多いのだが、特に夜中の時間帯であるとコマーシャルにおいてその傾向が顕著なのだ。「この作品はパチンコ屋からの広告収入によって放映できているんだなあ」とかしみじみ思うことも多い。いやまあ、大事なのは作品でコマーシャルはわりとどうでもいいんだけどね。メディアに保存する時にはどうせカットするし。
 とはいえ、そのパチンコにアニメーションな作品そのものが関わっていると知ることもよくあるようになってきて、さすがにちょっと不思議に感じたり。よく知らないのだが、「タイアップ機」とか呼称するらしい。搭載されたディスプレイでキャラクターが話したりスピーカーから音楽が流れたりするのだとか。どうしてそんなことになったのかも知らなかったのだが、そうすると権利を持つものにそう少なくない収入があるらしい。なるほど、要するに金儲けか。
 しかし、まだ不思議な点がある。テレビ・アニメーションを楽しむような人種とパチンコを楽しむような人種がそうそう重複するようには思えない。だから、プレイしている人は「なんだこの絵?」くらいにしか感じず、特に楽しいことがあるということでもないのでは? だとするとパチンコ屋さんにとってはなにが嬉しいことなの? パチンコ台を開発するメーカーはどう得をするの? さっぱりわからない。納得できるような利点というものが発見できない。
 まあ、無縁の世界のことであるだけに調査もおざなりだったからかもしれないな。くわしそうな人にでも質問してみようか。