つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

人生は長く短い

 昨日ちょっと感心した(Internet上の)発言として、「本当に嘘としか思えないのはもう今年の1/4ほども終了したことだ」みたいなものがあって、まことに同感なのだった。年齢とともに体感時間速度が上昇していくなんてのは世間にありふれた意見ではあるが、もう実感しすぎていて笑う気にもならないし笑えない。そしてこんなことを考えていつも最後に到達するのは、とっとと寿命に到達するとめんどうがなくていいのになあ…という感想なのだった。
 一方、年齢とは別の角度から時間の速度を論じたわりと有名であるだろう意見として、楽しい時間は体感時間速度が大であるなんてものがあって、おそらくは逆も成立するはずだと考える。自分なんかは人生を基本的に苦しくておもしろくもないものと考えているわけで(これは特に悲嘆しているとか愚痴であるとかではなくて「そんなものだ」という感想に至っているというだけのことだが)、だからその分だけ人生は長いと感じることになっているはずなのだ。
 つまり自分の場合、体感時間速度のプラス要因とマイナス要因があるわけで、その結果でも「速い」とか感じているということになるらしい。ここから考えるに、実は自分はなんだかんだで人生を楽しんでいるということなのかもしれない。一つはっきり予想できるのは、今後の人生において楽しいと自覚するようにでもなれば、時間の速度がもうとんでもないことになりそうだということだ。人生は不幸に感じていてわりとちょうどいいのかもしれない。
 …うん、今日のところはそう結論しておこう。