脳内地震頻発中
特にきっかけだとか理由だとかに思いあたるようなことがなくとも、ふとしたことで不安感が大きくなるというのは、多くの人にまあまあよくあることなのではないかと思う。少なくとも自分はそうであって、しかも基本姿勢にけっこう悲観的な傾向があるものだから、ちょっとどうかというほどこわい時もあるような気がする。そして今なんとなく、本当に根拠もなにもなく恐怖しているのが、地震なのだった。大地震と呼称されるくらいでかいやつ。
地域から考えてみて「そこそこ近い将来には近辺に必ず大地震はやってくる」というほどの危機はないと思うのだけれど、突発的にやってくることだって皆無でもない。現実にやってくることをついつい想像し、「今この瞬間に発生したらどうなるのだろう?」脳内シミュレーションを開始したりもするわけだが、わりと絶望するような結論にしかならない。あっさり死ぬこともなく苦しんで生きることになる自分を想像して、ますますいやな気分にもなり。
確率を考えれば交通事故などのほうがまだ身近な危険なのだろうが、地震についてのこのリアルな恐怖感ってなんなのだろうね。