死人は尿意を催さない
自分ももうとっくに若者という年齢ではないわけであり、いろいろと身体に変化を感じることがある。その多くはあまり望ましいとも嬉しいとも思えないようなことであり、たびたびいやな気分になったりもするのだが、だからといって不老不死の技術やら魔術やらはまだ存在していないような気がするので、結果としてはしかたがないとあきらめるしかないということだ。うん、わかっているのだ。わかっちゃいるんだけどね。
さてあまり上品ではないお話で恐縮だが、だんだんと感じてきていることの一つに、頻尿みたいな傾向の強まりがある。少なくとも今は病的な状態にはないと思うし、生活にさほど支障があるというわけでもないのだが、とにかく変化としてはあるようだ。たとえば、疲れていて時間としても問題がないから存分に眠ろうと決意しても、尿意のせいで目覚めてしまうことがあったり。まあ、生きていくってのはこういうこと…とでも納得するしかないのだろうが。
ところでこの文章のタイトルの意味が理解できた人は、もうわりとそこそこの年齢(以下略