「ちょっと風邪みたいで…」

　なんだかそうなりそうな前兆と予感があって、少なくとも昨日からは長めの睡眠時間を確保するように注意したりしていたわけなのだが、やっぱりしっかりと風邪みたいな症状が表面化してきたりもしている本日なのだった。ところで、考えてみれば「風邪」なんてのはわりと「体調がやや悪いことを示す一般的な表現」みたいに通用している現状すらあるように思えるわけなのだが、いかがであろう。いわば、あれも風邪これも風邪…とでもいったような、そんな雰囲気を感じたり。
　それについてはおそらく、風邪がかなり一般的かつけっこう罹患しやすい病であることや、熱やら頭痛やら腹痛やらといったようにいろいろな部位でいろいろな症状が発生してしまいそうに思える病であることなどから考え、ちょっと体調がよろしくないというレベルの時には「風邪なんだろうな」と判断してしまいがちなことになっているからなのではないか。しかも、言葉として簡潔にできて他人に説明する時に便利だしな。…なんだかかなりいいかげんな現状である気もするが。