つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

シチューかきまわしてね

 夕食はシチューということで、鍋で煮込みつつぐるぐるかきまわしている時に、ふと思い出した。子供の頃には、カレーライスならぬシチューライスなんてものを食べていたなあ、と。これは文字のままの食べ方であって、カレーの部分がシチューになっただけである。当時は、これ以外の食べ方があるなんてことを予想すらしていなかった気がする。どうやらシチューはそれだけでいただくのがよほど一般的らしいと知ったのは、なんと成人してからであったのだが、その時の衝撃は今でも忘れられない。
 しかし、考えてみると不思議ではある。小学校・中学校における給食では、当然のようにシチューなんてメニューの日もあったわけだし、その時には当然のようにシチュー単体でいただいていたわけである。いわゆる先割れスプーンという*1やつで。どうしてそこで気づかなかったのだろう。ちょっとどうかしているような。でも、少なくともその時代の給食って(先の食器の件にしてもメニューにしても)食事としてはかなり特異な感じがあったから、そのせいかもしれない。変なことがあたりまえ…みたいな。
 まあそれはともかく、シチューはおいしくいただいた。ライスにはかけずに。