つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

肌で冬を感じる

 そろそろ肌の状態がよろしくなくなってきた。自分の皮膚には慢性疾患があって基本的にかゆくなりがちなのだが、冬には湿度が低くなる傾向があるからなのか、この時季には症状が悪化することが多い。まさに肌で気候を感じているようなものであって、しかしなにか嬉しいことがあるわけでもなんでもなく。いいかげん画期的な新薬でも登場してくれて、この子供の頃からの苦しみというものから解放されたりしないだろうかとか、そんなふうに夢想したりもするわけだった。
 ところで、かゆみに関してはその苦しさを想像できない人があまりに多いような気がする。まあ、こんなのは自分のことになってはじめて理解できるというようなものかもしれないが、ちょっとくらい考えてみてくれてもいいだろう…と。たとえば、いつもあちこちどこかが蚊による虫さされの状態になっているとしたらどれくらい苦痛であるか。しかも、病気によってはそれよりずっと強いレベルのかゆみがあるとされているわけで、それなりに人生に影響があるくらい大変なものなんだけどな。