つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

じっと手の傷を見る

 ふと気づくと身体に傷ができていた…などということは、自分にとってはさほど驚くようなことでもない。もともと皮膚がかゆくなる慢性疾患があるし、毎日のように料理をしているわけだし、いろいろと想定できることではある。ここでいきなり、「知らないうちにもう一つの人格が覚醒して自由に行動しているのかも」などと即座に考えるのは、大人としてどうかと思う。ある意味ではそのほうがおもしろいかもしれないが、マンガ・小説・ドラマみたいなものと現実は違う。
 さて、本日も気づくと傷があったわけだが、ここでけっこう悩んだ。傷のタイプが今までにないパターンというか…どこでどうやってできたのかが想像できないのだ。昔からあまり変化がない退屈な生活をしていることもあって、自分の行動など毎日かなり単純であるのだから、こういうことはけっこうめずらしいと思う。眠っている間に無意識にどこかにぶつけたとかなら納得できるのだが、どうもそういう傷ではないんだよなあ。はっ、もしや眠った瞬間にもう一つの人格が…。
 もちろんそれはただの冗談ではあるが、万が一そうであっても、自分なら暴れたりするような体力や気力などはまるでなさそうだ。せいぜい、知らないうちに料理をしているとか食べているとか、そんな程度なのではないだろうか。しかし考えてみれば、料理には包丁や火などのかなり危険なものが用いられることも多く、わりと笑い話ではない。あまつさえ、その後に料理したものを食べちゃっているとすると、これはあまりにおそろしいことだ。
 そういえば最近なんだか太(以下略