風邪の時の果物トリオ
風邪気味の傾向が強まっているからだろうか、全体的に風雨が強いような状況の本日、自分はかなり長く長く寝ていた。いわゆる風邪薬を朝から服用したから、そのせいで眠気が強くなったということかもしれない。長く眠っていると身体の水分がけっこう不足するということで、冷たい水をぐいぐい飲んだりしていたわけだが。ふと唐突に、蜜柑のジュースを*1飲みたくなってしまった。なんだろう、それこそ「身体がそれを欲求していることを感じた」みたいな、わりと強烈な感覚が。
子供の頃の記憶がそう思わせるのだろうか、風邪で体調が悪いと果物を食べるべきであるような気がして。さらには「液体なら蜜柑・固体なら白桃・その中間なら林檎」みたいな、そんな思いこみが自分にはあると思う。風邪に対抗する特別な効果があるというようなことでもないのだろうが、不足しがちな栄養素を*2補う知恵みたいなものが反映されているような気はするし、風邪で味覚が変になっていても食べやすい気がするのもやはりそういうことなのだろうと思える。
さて。残念なことに、缶に入ったジュースを常備するのはだいぶ昔にやめてしまったので、蜜柑ジュースはこの部屋になかった。しかしわざわざ買いに出かけるのはすごく遠慮したい…。林檎はあるのだが半固体にする器具がなく、ジュースにしてもいいかとも思ったが*3液体にする道具もない。しかし果物の缶詰はなんとなく常備しているわけであり、白桃もあった。やるなあ、自分。しかししかし贅沢なことに*4、なんか今の気分って「桃」じゃないんだよなあ。
しかたない。蜜柑への愛しさにもだえつつも、林檎と桃を両方いただくことで満足しよう。え、食べすぎ?
