つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

読めないe-mailは久しぶり

関連
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20091114/1258237751
参考
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20090819/1250718815
参考
http://d.hatena.ne.jp/maoo/20090831/1251736531

新しいOSを購入していい気分

 "Snow Leopard"なOSについては、自分の場合は「Up-to-Dateプログラム」によって

980円(税込)でMac OS X Snow Leopardへアップグレードしていただけます
(略)
ご購入日から90日以内あるいは2009年12月26日のどちらか早い方を期限として

macOS Mojave - Apple(日本)

980円で購入できるということであり、"MacBook Pro"さんを*1購入してからそろそろ90日も近くなってきていることだし、あまりぎりぎりのタイミングにするのも不安なので、とっとと注文をしてみたわけだった。処理をお忘れの方は、そろそろお急ぎになられたほうがいい。
 こうして購入できるものは、パッケージ版とはメディアの内容からしてちょっと違うようで*2、それが不満な方もおられるらしい。自分の場合、まあ値段が値段なのでちょっとくらいは我慢するつもりではあるが、どうしようもなければ

Leopardからのアップグレードは3,300円。

macOS Mojave - Apple(日本)

新たに購入ということになるのかもしれない。ならないといいなあ。そうなっちゃったら、とりあえずアップルな会社に*3きっちりと怒ろうと思う。
 ちなみにこの処理については、郵送で申し込むことになるのだろうと思っていたのだが、

郵送(当日消印有効)またはファックスにてお申し込みください。
(略)
お近くのApple Storeまたはアップル正規販売店でご購入いただいたお客さまは、以下のリンク先からお申し込みください。

macOS Mojave - Apple(日本)

実は"Apple Store (Japan)"*4のWWWサイト経由で申し込みができそうなことに気づいた。確認してみたら

お近くのアップル製品取扱店を検索できます

Apple(日本)

購入した店もきちんと表示されたので、おそらく大丈夫だろうと。だめだったらだめで、処理をお断りされるであろうとも思ったし。そんなわけでやってみたら、すべてオンラインで処理を完了できた。便利だなあ。しかも切手代を得したよなあ。

購入後のe-mailでいやな気分

 …と、ちょっといい気分になっていたのだが。処理の確認やらお知らせやらで"Apple Store"さんから送信されてきたe-mailの中に読めないものがあったわけで、ここでかなりげんなりしてしまったわけだった。そもそもこういう重要な場面でいわゆるHTMLメールを*5使うというのがどうかと思う。いっしょに含まれていたプレーンテキスト部分の*6メッセージがきちんと読めるならばそれでも問題はなかったが、今回はそうではなかったということで。購入やら契約やらに関することだし心配だったので、けっきょくさっさと電話で確認をしてみたり。
 原因はたぶん、自分の利用しているメーラーというかMUA*7かなり古いことから考えて、"Quoted-printable"*8のデータを扱うのに失敗したか未対応などの事情により、いわゆる文字化け状態になったのだろうとは思う。まさに

■症例2 JISコードの本文がquoted-printableでエンコードされた例

特集 文字化けを出さないメール術

こんな状況だったし。ならば、「とっとと新しいソフトウェアに変更しろ」という意見もそれなりに妥当だとは思うのだが、こんなふうに困ることなんて今でもほとんどないこともあり、必要もないのにHTMLでe-mailを送信してくるような人々あるいは企業のほうにむかむかくるわけなのであった。そもそも必要性があることに同意できるHTMLメールなんて、今まで拝見したことが一度もないが。
 ところでちょっと不思議なこと。あまり知識もないしそれほど調査もしていないのだが、このe-mailの内容を観察すると、どうも

Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Type: text/html; charset=ISO-2022-JP
<meta content="text/html; charset=utf-8" http-equiv="content-type"/>

文字コードの宣言の部分だけでもJISコードと*9ユニコード(Unicode)*10の"UTF-8"が*11混在しているような気がするのだが、こういうのって正しいのだろうか。さらに、本文で利用されている文字データはプレーンテキスト部分とHTML部分で大部分が同じもののようであり、つまり実際の文字コードは両者で同一であると考えてまず間違いないように思えるのだが、これで本当に大丈夫なのだろうか。かなり謎。
 …もっとも、どうあれ今時のメーラーであればあんなメールもこんなメールも問題なく読めるということなのだろうが。そうでもなければ、大問題になっていないはずはないし。とはいえ、こういうソフトウェアのほうであまりに親切にしてしまうというのもどうかとは思うんだけれどね。自動的にうまくなんとかしてしまうような機構や機能は、もちろん便利なのだが、後々にトラブルを発生させる人々を大量生産していそうな気がして。いや、そんなえらそうに語れる立場の人間でもないのだが。

*1:参考 MacBook Pro - Apple(日本)

*2:インストール処理の一番最初で、"Leopard"なOSがすでにインストールされていることを要求するらしい。とはいえ、その後にHDDの初期化なども行えることにより、完全なクリーンインストールは可能であるとのことだが。

*3:参考 Apple(日本)

*4:参考 Apple(日本)

*5:参考 HTML電子メール - Wikipedia

*6:参考 プレーンテキスト - Wikipedia

*7:参考 電子メールクライアント - Wikipedia

*8:参考 Quoted-printable - Wikipedia

*9:参考 ISO-2022-JP - Wikipedia

*10:参考 Unicode - Wikipedia

*11:参考 UTF-8 - Wikipedia