電話番号を革命する力を!
いつも留守番電話機能におまかせ状態であるこの部屋の電話に、年配の女性と思われる声で間違いの電話がかかってきたのだが、声や話し方からして何ヶ月か前にも同じ間違いをした方のような。前回に録音されたメッセージによれば、自分を母と告げていて、しかし自分の母上の声とはかなり違うことと他の条件によって別人であると判断したわけであり、さっくりと無視するだけであった。低い確率だが、新しいタイプの詐欺である可能性も考えられると思ったし*1。
今回も声でそこまで判断できた時点で無視しようと決定しかけたのだが、身内の方の体調がよろしくないとかなんとか…なんだかメッセージの内容が深刻であり。また間違われて電話がどんどんかかってくるのはいやであるし、その録音の内容がどんどん不幸な感じになってこられたのではたまったものではない。そんなわけで、さすがに詐欺ではないような気がしたし、応答して間違いを指摘してみたわけだ。これで本来の相手に大切な連絡がきちんとできるといいのだが。
それにしても、こういう間違いの電話というのも、微妙に罪深いよなあ。間違われたほうの人からすると、自分に責任はまったくないとわかっているにもかかわらず、不快なこともあるし時には罪悪感があったりもする。電話番号というものの考案者がチェックディジットの*2付加とかも考えてくれていれば、少なくとも単純な間違いは激減したと思うんだけどな。まあ、それでも間違ううっかりした人は、たぶん絶滅するようなこともないのだろうが。
*1:「ママママ詐欺」あるいは「母母(はははは)詐欺」だろうか。どちらにしても言いにくい。