つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

こたつゾーン

 室内もだんだんと寒くなってきていて、こたつの中に下半身がある時間が長い。これからさらに寒くなるともっとそうなるに違いないのだが、気持ちとしてはできるだけこのポジションのままでいたくなるわけである。そうなると結果として、便利な生活のためにいろいろなものをそのまわりに配置したくなってくる。それはもはや、こたつに引力が発生して自分とものが引き寄せられているようにすら思える状況であり、エントロピーの増大とカオスを強く感じる状態が近づくわけだった。
 しかし、とりあえずなにもかもをこたつ周辺に集結させてしまいたくても、場所は有限なのでそんなのは無理なのである。だからけっこう悩んで選んでものを配置するのだが、それでも油断するとこたつあたりが乱雑になってしまうのが困るな。なにしろこたつはリビングルームのわりと中心にあるので、この部分はそれなりにすっきりさせておきたい。およそ自分しか入らない部屋だから見た目はあまり気にしなくてもいいのだが、気をつけて歩かなければならない部屋なんていやだし。
 そんなわけで、日々いろいろと改良を考えて生活していたりするのだが、最近とりあえず一番に考えているのはゴミ箱であったりする。なんだかんだでゴミというのは発生するのだが、今のところゴミ箱は部屋の壁に面した場所にあるわけで、つまりこたつからはちょっと離れている。ここは小さいゴミ箱をこたつ近辺に配置すべきかと思うのだが、これはまさに諸刃の剣。なにしろゴミ箱というと、誤って蹴ってゴミを散乱させる可能性が異常に高そうな気がする。自分なら一日に一度はやりそうで、かなり悩ましい。
 そんなわけで、こたつというものは実は悩みまでも引き寄せてくる魔のアイテムらしいのだった。おそるべし。