つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

いやな時代だねえ

 お金にはまったく困っていない! …なんてことはぜんぜんないような自分としては、ちょっとした食料品なりの買い物をする時にも、できるだけお安くできるだけお得にできるだけいいものを選ぼうとするわけで。特に近年はいわゆる景気が悪いような傾向が強いとかなんとからしいから、さらにいろいろと注意したりしているわけだ。さて、そのような態度で売り場を観察していると、売られている品がけっこうな勢いで変化していることに気づく。これにはちょっと驚いた。
 さすがに大企業の商品とか有名な商品ということであればそういうことも少ないようだが、それ以外のたとえばジャムとか乾燥野菜とか麺類とかに注目すれば、今まで自分がけっこう気に入って買っていたものがある日いきなり売り場からなくなっていた…なんて経験がそこそこある。しかたがないので違う品を買うなりするだけで、それですごく困るわけでもないのだが、生活のパターンを設定して安心するようなところがある自分にしてみれば、これはなかなかインパクトがある出来事であり。
 こんな時につい考えてしまう。ただ店が売る品を変更したのならばいいとして、もしかしたら生産をできなくなったり企業が倒産していたりしないだろうか…とか。あっちでもこっちでも大きいのも小さいのも倒産したりして、最近はそういう状況にあまり驚かなくなってはきたのだけれど、しかしすぐこんなふうに不幸なことを*1考えてしまう原因ではあるような気がする。心の中でついつい「いやな時代だねえ」とかつぶやいてしまうな。いや、生きていくのなんて基本的にはいやなことの連続だとは思ってるけれど。

*1:あくまで、基本的には不幸と感じるというだけのことではある。つぶれるほうが自然であるとかつぶれたほうがいいと思えるような企業も、実はけっこうあるように思えるし。