夏のうちに冬のこと

　北の地方では、一年の中でもっとも暑いであろう時季をちょっとすぎる頃には、もうコマーシャルでストーブやヒーターが多く登場するようになってきたり、今まで扇風機とかがあった売り場が暖房コーナーに変化していたりして、なかなか油断できないわけだった。いくらなんでも早すぎだろ…と、毎年のように考えるのが恒例となっている。もっとも今年の場合は、夏らしい(この地方における)強烈な暑さがそれほどないうちに秋になりそうな雰囲気だから、そんなに違和感もないかもしれない。
　それはともかく、そろそろ冬の準備も考えておかねば。特に気にしているのは衣服であって、ファッションはわりとどうでもよくても、その季節近くでないとあまり売っていないものが多いことに注意が必要なのだ。この前の冬よりもさらに暖かくすごすために、部屋の中で着用する衣服についてはきちんと考え、その結果、あまり着膨れしない程度でさらに厚着をすることによって快適な状態にできそうな予感がある。そのために買う予定のものもあるのだが、いい品をできるだけお安く入手できるように努力してみたい。