つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

不吉な感覚

 不吉さを感じるような場面というものについては、これはいろいろとあるものだろう。たとえばいきなり黒い猫が目の前を歩いていくとか、たとえば歩き出したとたんに靴ひもが切れてしまうとか、もちろんその他にもいろいろとありそうなものだ。もっとも、今まで書いたやつについては日本人にしか不吉さが通用しないのではないかとも思うが、とにかくなんとなく嫌な気分になってしまうような状況というものはあると思うのだ。
 さて、ただいまの自分はけっこう不吉な雰囲気の中にいるわけだ。さっきから近所をかなり激しく救急車と消防車が通っていき、外はけっこう悪天候になりつつあり、体重は減らないし、頭はなんだかぼんやりして疲れている感覚があるのだった。基本的にいつも不幸さがただよっている気がする自分の毎日ではあるものの、なんだか今日は特別にだめかもしれないな。…でも考えてみれば最後のやつについては、昨夜に長い文章を書いた関係で寝不足かつ疲れることになった気がするので、そのせいだろうか。そうかも。
 ともかく、こんな嫌な気分である時にはいろいろ考えたりしないことにしてとっとと眠るのがいいかもしれない。夢の記憶は目覚めた時にほとんど残っていないタイプの自分であるので、たとえ夢の内容がかなり悲惨で不幸であってもけっこう平気なはずだ。しかし、夢の世界での不幸さにまですでに身構えている時点で、なんというか、人生的にかなりだめな感じがしないでもない。だが、もともとだめな人なのだからこんなものかもしれないとも思うわけだった。…寝よう。