返信ヘッダを変身させてみた

　e-mail環境的には受信が主で送信することがあまりないiBookさんなのであるが、もちろん皆無ではない。本日は珍しく送信というか返信の機会があったのだが、そこでふと不満が発生した。返信ヘッダ(引用の前にくっつく「〜さんは書きました」みたいなやつのこと)があっさりしすぎだ。シンプルなのはいいことなんだけど、情報が少なすぎるのは好みではない。ついでに、標準のものは自分のセンスにどうもあわない。
　というわけで、ただいま利用しているMUA(メーラー)である"Thunderbird"*1を自分の好みの環境にするために、ちょっとばかり調査をしてみたわけだった。アドオンでないと実現が無理ではないかと思っていたのだが、実は(いわゆる"about:config"である)設定エディタからカスタマイズをするだけでそこそこ実現できそうだと思えるような情報があったので*2、それを参考にしていろいろやってみたわけだった。
　ちなみに、変更したのは

• mailnews.reply_header_type
• mailnews.reply_header_authorwrote
• mailnews.reply_header_separator
• mailnews.reply_header_ondate
• mailnews.reply_header_colon

で、とりあえず自分好みのスタイルにさらさらと変更。実験するときっちり問題が解決していてよかったよかった。
　それはともかく、もうちょっと詳細なカスタマイズができればもっといいんだけどな…などとよく思う。ソフトウェアでは基本的になんでもそういう傾向があるとは思うのだが、メーラーというのは道具として「しっくりと手になじむ」といった感覚を特に追求したくなる傾向が強めだと思うし。理想としては、その気になりさえすれば「これでもか」というほどいじりまわせるものだと*3、すごく嬉しいのだがなあ。

*1:参考 Thunderbird — メールをもっと簡単に。 — Mozilla

*2:参考 http://www.mozilla-japan.org/support/thunderbird/tips

*3:アドオン製作までやる気なら、このメーラーもその意味では理想にかなり近いものがあるとは思うが、さすがにそこまでの元気はないというか。