ゲル化対象物の選定に関する考察
以前からわりと注目していた食品に、寒天というものがある*1。それにしては買い求めるまでにずいぶん時間がかかってしまったわけだが、とにかく今は手もとにある。これでもう、あんなものやこんなものを自由にゲル化しまくれることになった。もともと自分が化学をそこそこ学んだ人間であるからか、なんだかこういうのは実験みたいな雰囲気があってそこそこ楽しいかもしれない。いや、すべての実験が無条件に楽しいと思っているわけではないのだが*2。
さて、自分は血中の脂肪量が多めだし、とりあえずダイエットはしないよりした方がいいと思えるような状況であり。よって、寒天を日常的にいただくというのはなかなかよさそうな気がするわけであった。コストはそれほどかからなかったし、調理もわりと簡単だ。電子レンジでも融かせるということだし、そんなふうに使えるであろう耐熱性の容器もきっちりと用意してある。問題は、なにをゲル化するかということなのだった。
もちろん、カロリーについて意識しないわけにはいかないし、コストパフォーマンスもきちんと考えたい。ついでに、いただく時点での工夫である程度の変化ができるようだとなおいい。というわけで、今のところ考えているのが、コーヒーとか紅茶の方面なのだった。基本的にインスタントのお安いようなものでよさそうだし、いただく時にミルクやレモン果汁で変化が楽しめたりしないかなあ、と。とにかくいろいろ実験だな。
…ところで、「ゼラチンで固化したものは再度の加熱でまた液体になるが寒天ではそうはならない」と長年ずっと信じていたのだが、実はそうではないらしいことを知り、ちょっと衝撃的であった。たしかまだ小学生の頃に、なにかを調べるなりできっちりと得た知識であり学んだことであったような気がするのだが、どこでどう間違ったものか。凝固点と融点に差があることをそう誤解したのだろうか。今となっては謎なのであった。
*1:参考 寒天 - Wikipedia http://www.kantenpp.co.jp/kanten/index.html
*2:学生の時にはけっこう苦しんだなあ。そのあとのすごい量のレポート提出もつらかったなあ。