つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

あなたとお酒を

 自分は酒のうまさがあまりわからない。こういうことを話すと「それはうまい酒を知らないからだ」みたいな反応をされがちなのだが、おそらくそういうことではない。つまりは、アルコールの香味が今のところ好みじゃないのだ。だから、甘いカクテルやワインにしろ炭酸たっぷりのビールにしろそれ以外にしろ、状況はあまり違わない。アルコールが含まれていなければ酒ではないし、でも含まれているならその味がまったくしないわけはない。
 それでもまあ、気に入った人といっしょにちょっと飲むくらいなら、総合的に考えてそう悪くない時間だとは感じる。これで酒がおいしく感じられたなら、もっといい時間になるのだろうなあ。そんなことを考えているからというわけでもないが、たまに思い出したように、一人の時ちょっとだけ飲んでみることがある。味の好みがたとえば年齢とともに変化するというのはあることだし、突然ある日うまく感じるようになっているかもしれないから。
 ちなみに、その日はまだやってこない。人生なかなかうまくいかないものである。