つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

だんだん短気

 自分の知っている噂というレベルでの情報ではあるが、一般的に人間は年齢とともに短気でなくなっていくという傾向があるようだ*1。逆方向から表現してみるならば、若い人の方が気が短い傾向があるということで。もちろん個人差はあるだろうが、それなりに事実を表現しているように思える。さてここで自分のことを考えてみるならば、まあ例によってパターンに則さないわけで、逆方向にどんどん進行しているように思えるわけだった。
 子供時代の自分といえば、もうちょっとどうかと思えるほどのんきであり、川の流れのようにゆるやかなキャラクターだったような気がするわけだが、成人した頃からどんどんそういう傾向が失われてきたように感じる。少なくとも本人はそう思っている。原因はわからないしあまり考えたこともないが、これが大人になるってことなのね…ということにしていたわけだった。正直そこはどうでもいいです。
 そして今、少なくとも年齢的に大人になってからかなり経過しているわけだが、我慢強さがものすごいスピードで失われてきていることを感じるわけだった。ちょっとしたことですぐイライラし不満を感じることが多くなり、満足したり心の平穏を感じることが少なくなった。それがすぐになにかの行動につながるわけでもないから表面上はそこそこ平和なのだが、それでもなんだかちょっとまずい傾向なのではないかと思う。
 このまま老人になった際には、箸が転んでも頭の血管がプチプチと切れるようなことになってはいまいか。不安。

*1:頑固になっていくという傾向もあるようだが、これは短気であるということとは違う。頑固でしかも短気である人はいるだろうけれど。