つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

香りのわかる人でありたい

 この前のお買い物では、お部屋の芳香剤なんてものを買ってきたのだった。普段はあまりこういうのを利用しないのだが、安かったのでついつい。常時香りを発散するようなものはちょっと遠慮したいと思っているので*1、スプレータイプのものがあってちょうどよかった。さらに、自分は香りについては相性がかなりはっきりあって、香りが気に入らないやつとか強すぎるやつは即座にお断りしたいことになってしまうわけだが…。
 そんなわけで、とりあえず部屋で実際に香りをテストしてみようと思ったわけだった。昔に比べて技術は進化していて香りも自然なものに近いと期待していたし、そして香りの種類もハーブがどうとかというかなりナチュラルな雰囲気のものであるし、きっとたぶん大丈夫だろうとは思ったが。そんなわけで、おもむろに遠慮がちにちょっとだけシュシュッとな。………。あれ、特になにも香りがない?
 自然すぎて気づかないのかもしれないとか一瞬考えたが、そんなのはナチュラルではあっても芳香剤ではないような。かなり不思議だったのだが、後にもう一度やってみてわかった。風邪気味で嗅覚の調子がちょっと変であるらしい。よくよく考えてみれば、たしかにいろいろなものの香りがあまり感じられなくなっているときもあったなあ、と。よくよく考えないとそれに気づかないところが自分らしい、とは思うが、正直ちょっとどうなのか。

*1:単身者向けのマンションでそんなに部屋の数やら広さやらがあるわけでもないから、芳香剤をどこに設置しても全体的に香りは伝わりやすいわけで、たとえばそういう香りの中で食事とかはあまりしたくないなと。