つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

違いのわかる人になりたい

 羊羹はけっこう好きなのであるが、自分の場合は一本を一気にいただいてもわりと平気というかおいしくいただける、ということに気づいて久しい。一方で、それがわりと珍しいことだとは長いことまったく思っていなかったのだが、どうもそうらしいのだった。さて、そんなのは身体に良くないとかそういうことはひとまずおいといて、これはただの一例であって似た別の事例もあるだろうことにむしろ注目していきたい。
 「そんなことをいちいち誰かに確認しなかったし会話に登場することなどによって知ることもなかった」ということは、自分の場合ならまだまだありそうな気がする。そもそも人はそれぞれ違っていても当然だと思っているから自分と比較することにそんなに意義を感じないし、必要のない会話をわざわざする習慣があまりないから。そう考えると、なんというか…自分が思っていることの多くは簡単に覆される可能性がありそうに思えてくる。
 正直なところ、そこまでくると社会の中で生きていく障害になることもありそうだ。自分が他人と違うことで、ではない。「ある点について自分が思っていることと大多数の人が思っていることが違う」ことを「自分では気づかず知らないことで」である。そんなわけで最近は、人の意見や考えを意識してそこそこ拝見するようにしている。主にWWWで。でもなんというか、これもこれでいろいろなフィルターの効果がありそうでどうなのかなあ、とか思う瞬間も。
 面倒だねえ、まったく。