つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

これがオールドタイプということなのか…

 自分は平行して作業を行うなどということが、たぶん下手なタイプであると思う。ちなみに、そういうことを上手にやれるのは脳の構造的に考えるなら女性の方である傾向が強いらしい。シングルタスクでの実行速度を追求するモデル・マルチタスクで全体の実行能率を追求するモデル…なんだかCPU/MPUアーキテクチャーの件と似ている気が。男性はシングルコアで女性はマルチコア、とか?
 まあそれはわりとどうでもいいとして、とにかく問題は自分のことだ。年齢とともに脳の力が低下している点も影響しているのだろうが、複数のことを意識するだけでも効率がかなり低下するようで、これはけっこう困る。最近は、テレビの電源を入れた状態でWWWサイトの閲覧をするだけでも混乱してしまう瞬間がある。ましてや、こんなふうに文章を書くなんてことはかなり難しい。
 もともと自分は不器用ではあるのだが、ここまでくると不便すぎる。頭の中で優先順位を設定して、テレビはあまり注目する必要はないと決定していたとしても、それでも画面の内容が刻々と変化しずっと音声が流れているというただそれだけで、かなりの注意がそちらにいってしまう。なんだかこの点では、ジョブやタスクのコントロールに関して頭の悪いOSの話みたいだな。
 こうなると、「古いシングルコアのCPUとあまり賢くないOSが搭載されているコンピューター」というのが自分のイメージと思われてきたりして、ちょっといやな気分になったり。しかしこんなふうに考えるなら、(あくまで上記のような注目点においてだが)女性は男性よりも進化しているということなのだろうか。とはいえ同様の事情によって、女性の方が混乱しやすい傾向が強いそうだが。タスク多重度が過大な傾向がある、というところか。
 …それにしても、なんでもコンピューター方面のネタで例えるのはどうかと思うな。自分でも。