つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

相性が微妙に悪化していく

 自分は基本的にはMacintoshなマシンを利用する人間であるが、しかしほかのものには一切さわらないとかそんなこともないし、OSを含めてしょせんは道具なんだから便利な部分をそれぞれ便利に利用すればいいとか思っているわけだ。しかしまあ、この部屋においてメインで利用するのはMacOSな環境であるはずで、今のところは少なくともそうであるし、状況が激変しないとこれからもたぶんそうだと思う。
 さて、新しいマシンを購入しなくなって本当に久しい。それには貧乏であるからという理由もあることにはあるのだが、どうも購入したいという気持ちになるものが発見できないということが直接の原因なんだよなあ。そして、なんだか最近どんどんその傾向が強まっている気がする。今回の新しいデスクトップマシンについても

アップルがコンシューマー/プロ向けデスクトップPCのラインアップを一新。最新アーキテクチャの採用とMini DisplayPortの採用がトピックだ。

今度の新型Macシリーズは何がスゴイのか - ITmedia PC USER

どうもそんな感じ。
 たしかに全体的にコストパフォーマンスはよろしくなっていると思うし、よりお安くよりパワフルなマシンを購入できるというのは歓迎できることだと思える。FireWireポートが完全に排除されていたりしたらかなり幻滅するだろうという心配はあったが、まあ杞憂であったわけだし。だが、これらのラインナップの中からどれかを購入する場合を考えてみると、なんだかどれもしっくりこないというか。
 まず、価格と必要な設置スペースを考えると"Mac Pro"なものは選択する気がない。もちろんその欠点の分だけ性能などの優位さがあるのだが、自分はそこまでスペックを求めなくてもいいもので。"Mac mini"なものの場合にはそれとほぼ逆の傾向があって、特にGPU方面ではもうちょっとパワーがほしい(というより近い将来ほしくなりそう)と思える。よって、自分に最も適するのは"iMac"なやつということになるわけだ。
 たしかにこれらのラインナップの中では一番、なんだけど。だが

「24インチiMacが搭載する1920×1200ドット表示の液晶ディスプレイにより、表示領域が広がって一覧できる情報量がグッと増える。メールや Webブラウズだけでなく、iPhotoiMovieなどのiLifeアプリケーションも快適に使用できる」とし、「これからは24インチの時代が始まる」と新モデルへの自信をのぞかせた。

24インチ時代が今から始まる――新型iMacで自信を見せるアップル - ITmedia PC USER

たしかにこの24インチディスプレイの表示領域はすごくほしいけど、ドット数をそのままでインチ数を小さくしてくれればもっと魅力的なのに、とか思う。24インチで一体型のコンピューターをこの部屋におきたいとはあまり思えないからなあ。この点ではPC/AT互換機方面の状況が自分の好みには近い。
 あと、これは特に情報がないので前のモデルから継承されていると予想するのだが、HDDの交換がえらく面倒な構造であるのがものすごく不満。ハードディスクはどうせいつか故障するのだし、そうでなくても予防保守的な意味で交換したいとか容量の大きいものに交換したいという場合も考えられるわけで。これは自分がこの外観の"iMac"なマシンで*1ずっと一番に不満と感じているポイントであったりする。
 というわけで、たぶん今回も買わないわけだ。むう。残念なようなほっとしたような。

*1:そういえば、いつまでこのスタイルのボディなんだろう。いいものだとは思うが、みんないいかげん飽きるのでは。