つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

こたつの功罪

 こたつとその布団などを購入してちょうど一年くらいになる。高級品ではなくかなりリーズナブルなものを選んだこともあって、今の時点でもうすでに購入費用より節約された暖房費の方が大となっているわけだった。そしてこのこたつはまだ何年かは利用できそうに思えるし、さらにどんどんお得になっていくはずなのである。この買い物はあまりに正解であったということで非常に気分がいい。
 部屋全体を暖房しなくなったことで、保温が難しい手が冷たいと感じることもあるけれど、身体の大部分が保温されている状態ならば(血液が循環していることだし)わりとなんとかなる。その他の不満点も、そのほとんどは微々たる問題でしかない。だけれどとてつもなく大きい一つの問題がある。すなわち、眠気を増強させる効果が自分には強すぎる。自分がその方面で弱すぎるだけなのかもしれない、とも思うけれど。
 こたつで丸くなって眠りたいのは猫だけではない。暖かいといい気持ちになって眠くなるというのは、哺乳類では当たり前の反応に近いものがあるのではないか。そして人間とてその呪縛からは容易に逃れられるものではあるまい。ちょっとした睡眠薬程度の効果はあるに違いないと思うが、どうか。研究者はこの方面について、さらに追求していく必要性があるのではないか。
 …と、ついつい盛大に居眠りをしてしまい、夜中に目覚めてこんな文章を書いているわけだが。ええと、これからどうしよう。もう一度ベッドで眠るか? でも朝にきちんと目覚められるかなあ。