シンプルであれ
いつもお世話になっているGoogleさんについて、ちょっとばかりいやな気分になってしまった発表であるが
グーグルは5日、「Google」日本版のトップページをリニューアルしたと発表した。検索数が急上昇している検索キーワードを表示するなどの変更を行った。
「Google」日本語版のトップページが刷新、急上昇ワードを表示
実際にサイトを閲覧してみて*1さらにいやな気分になった。このWebページはかなりごちゃごちゃしてきたなあと。今までも少しずつ少しずつそういう変化はあったのだけどね。
当初のページの感動的なまでのシンプルさ*2というものをまだ記憶している自分としては、サイトというものはやっぱり時とともにごてごてしていくパターンのものが多いんだなあ、とか思ったりするわけだった。それが悪いと即座に判断できるわけではないし、提供するサービスが多くなったりすればどうしたってそういう傾向になるというのもわかる。わかるのだが、シンプルゆえの美しさが失われるのはやはりさびしい。
そして今回のこれだ。予測できない(いちいち変化する)ような、しかもサービスに直結しているわけでもない(たとえば「新しいサービスが開始されました」「お探しのサービスはこれではありませんか?」メッセージなどでもない)内容が、さらにはけっこうめだつようにサイトにおけるトップページに表示されるというこの改変は、個人的に非常に残念に思う。それでも他の検索エンジンのサイトと比較すればかなりましなレベルだとも思うわけだが。
まあそんなわけで、努力した結果を歓迎できずに申し訳ないのだが
新しいトップページは日本オリジナルのもので、順次、日本のユーザーに反映されるという。
「Google」日本語版のトップページが刷新、急上昇ワードを表示
正直なところ「よけいなことをするな」と思う。日本法人と自分との相性の悪さは今も健在だな。