つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

アップデート苦行

 少なくとも一週間に一度は各システムのほぼ完全なバックアップ作業を行うのはいいとして、その後にソフトウェアのアップデートやインストールを行うのがいろいろと面倒で疲れたりする。必要な作業であればそれはしかたがないとわかっているのだが、もうちょっとメーカーさんもなんとかしてくれと思うことが多いわけだった。つまり、今のアップデート情報やデータ本体のWWWサイトを用いた提供についてはかなり駄目だと思わないか、と。
 たとえばアップルな会社の場合*1。ダウンロードをする際に、その対象となっているデータのバージョンがものすごくわかりにくい…というより事前に知る手段がなかったりする場合が多い。ついでに、データにきちんとバージョン番号がユニークに割り当てられていなかったりする。インストールするまでバージョンがわからないなんて、そんなことは許されないだろ。品質に不安がある場合が多すぎて無条件に最新版の使用を行うのは不安だし。駄目。
 たとえばDellな会社の場合*2。そのデータがリリースされた日付けの情報がいいかげんなことが多々あり、すでにインストールしたものかそうでないのか判断するのが面倒だったりする。また、ダウンロードのページでは階層メニューもどきの構造を採用していて、新しいデータがあるか知りたい場合には、リリース日を知るためにもメニューのすべての階層をちまちまと開いていくしかない。ついでに、閲覧にはJavaScriptが必須という劣悪な環境。駄目。
 たとえばマイクロソフトな会社の場合*3。過去のものとまったく同じ内容のデータについて、リリースされた日付けの情報が更新された上でなぜか何度も新しいものとして掲載されたりする。実際にデータが新しくなったか知るためには、まず完全にダウンロードをしてみてから過去のそれとバイナリでの比較なりハッシュ値の比較なりをすることになる。でかいサイズのものだとかなり泣ける。ホストとネットワークの耐久テストでもやらせたいのか。駄目。
 まあ、とにかくいろいろと大変なわけだ。最近は自動でやってくれる部分もあるが、なにもかもおまかせにはできないし、そもそもそんなに信用できるレベルに達していないからな。そんなわけで、土曜日や日曜日はこういう作業の関係でものすごくストレスが増大することがあるわけだった。ちょっとした工夫で解決できるんだからお願いしますよメーカーさん、とか思う。社員の人は自分達で自社製品のアップデート作業をやっててうんざりしていないのかなあ。