つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

結ばれる運命

 過去にわりと尋常ではなく髪が長かった時期がある。長い方がなんとなく好きということではあったけど、実は放置していただけのことだ。もともとお洒落とかにはほぼ無縁で、他人にどう思われるか・どうしたら人気が出るか・どこに気をつけるとモテるかなんてことに、まず興味がないからだと思う。そして興味があって努力したところで、自分ではたいした改善効果もないだろうから無駄。自分の大好きなコストパフォーマンス重視の考え方である。
 というわけでその頃は、髪を洗うこともブラシをつかうことも毎日やっていたけどそれ以外は気にしていなくて、時々毛先をカットしてもらってこまめに手入れをするわけでもなかった。一番長かった時で、尻近くまで後ろ髪があったんじゃないかな。ちなみに、ある程度以上に長くなると実は運用(どういう表現だ)が楽になる側面もある。中途半端に長いとかえって面倒なこともけっこうあって。そしてもちろん、短いのが総合的に一番楽だと思う。
 ところで、髪がなぜかそれ自身で結ばれてしまっていることに気づいたりする時がある。髪の毛をいじっているとわりと指先でそれを感じられたりするのだ。長髪であった頃はもっとあった気もするけれど、今でも絶滅はしていないのだなあとか思っていたのだが

髪の毛を触ってると、たまにだけど玉結びになってる毛が指に当たる。

髪の長い女性に多く見られますね

偶然にできるものなんで

髪の毛が「玉結び」になるのは妖精の仕業ではない - エキサイトニュース

ふうん、やっぱり長い方がそうなりやすいのか。そりゃあ確率を考えてみても、いかにもそうなりそうではあるか。
 つまりはやっぱり短めの方がいろいろ楽なんだよなあとか思いつつ、ふと気づいた。いざ結ばれている部分が見つかった際の処理については、実は長めの時の方がよほど楽だったと。なにしろ、その後ろの髪を目の前に持ってきて切るなんてことが楽々できたからなあ。さて、総合的に楽なのははたして短髪か長髪かその中間か、頭の中でぐるぐると考えてしまったり。
 いや、どうあれたぶんもう長髪にはしないだろうけどね。トシもトシだし。