昔の記憶による呪縛
最近はいろいろな環境の変更を連続して行っており、そのあたりについてはたびたび書いているわけだ。そしてそれらとはまったく異なるローカル環境、つまりここの部屋の中のG4CubeちゃんだとかiBookさんだとかDell君だとかであるが、そっちにおいてもいろいろとなんだかんだやっているわけである。各種OSやソフトウェアのアップデートなんてことも含めれば、むしろ毎週のようにあれこれやっているようなものだ。
そして、ソフトウェアのお引っ越しみたいなことをする場合がある。WWWブラウザーなどと違いローカル資源を取り扱うソフトウェアであるとその傾向が高まるのだが、たとえばOfficeスイート*1の歴史などでも明らかであるように、データフォーマットやファイル形式なんてものの力が非常に強い*2。ソフトウェアに未練はなくともそれまでのデータの蓄積を捨てるなんてことはできない、そういうことはよくあるわけである。
さて自分が以前からかなり悩んでいるのが、MUA(メーラー)のことである。引っ越しをしたいとずっと考えているのだが、なんかものすごくこわい。引っ越しはデータの移行で大変なことになり、次の引っ越しではまさしく地獄に突入する、そんな恐怖感がものすごくあるのである。今なら基本的にmbox形式*3を取り扱えるソフトウェアがほとんどに思えるし*4、基本的にプレーンなデータしか移植しなくていい*5自分なら大丈夫だとは思うのだが。