つれづれなる日記 @ maoo.jp

退屈な日々をより退屈な文章でだらだらと

実写化というのは根本的にどうかと思う

 たとえば大好きな漫画や小説がアニメ化されて、自分のイメージと違和感のある声や同じく絵のタッチや時間枠につめこむための改変などいろいろな点においてがっかりするというのは、これは世間によくあるお話だと思う。自分はそのあたりはあまり厳しくもない人なので、よほど残念な状況のものでなければ特に非難したりはしないし、わりと多くの作品でけっこう楽しめる。お得な人である。
 だがしかし、である。基本的にその、実写化はその、どうかと思う。ものすごくいかがなものかと思う。頼むから考え直してほしいというかやめてくれ、とか思う。なぜここまで拒否反応があるかというと、なにをどうしたところでその作品のイメージが徹底的に変化させられてしまうに違いないからだ。アニメ化とはそれこそ桁違いの規模で、そしてアニメからであっても同様に。二次元と三次元の差はでかいのである。
 そして、大好きな作品であればあるほどショックと悲しみもでかくなる*1カウボーイビバップ*2の、スパイク・ジェット・フェイ・エド・アインの、そのイメージが脳内で壊滅させられてしまってはかなわん。もし現実に完成してしまったとすれば、とりあえず全力でもって存在からして知らなかったことにしようとか決心している。製作スタッフや役者に罪はないのだろうが、製作を決定した人間は呪われろとか正直思っているのは内緒だ。

*1:いっそのこと、「似ているけど別作品ですよーなにも関係ないですよーエヘっ」とかやってくれた方が、自分ならまだ許せるんだがなあ。

*2:参考 カウボーイビバップ - Wikipedia